動画全盛時代にグラフィック広告の役割とは?
動画など情報量の多いコミュニケーションが浸透してきている昨今、看板広告やポスターはどのような役割を果たすのでしょうか。
動画は伝えたいことを時間をかけて飽きさせずに視聴させることが出来ます。その反面、「動画を観にいく」「時間がかかる」「視聴できる環境でないと見にくい」といったデメリットがあり、動画を視聴させるための動機付けや関心がある状態までもっていく必要があります。
一方、ポスターや看板などの場合、通り過ぎる数秒のコミュニケーションとなります。その代わりに短い時間でも、毎日繰り返し見てもらえる可能性があるため、「視覚的に印象に残るデザイン」であれば、認知には強いツールと言えるでしょう。
それでは、看板のような一瞬のコミュニケーションに必要な要素とはどのようなものになるのでしょうか。
動画に比べ情報量が少ないからといって伝達力が劣るわけではなく、言語化が難しいニュアンスをビジュアルで瞬時に伝える事ができるのがグラフィック広告といえます。とはいえ、一瞬しか見てもらえない広告を最大限活かすには、どんな場所で見てもらうか、いつ・どのくらいの期間掲出するか、場所(空間)と時間をイメージすることが重要です。ある一定期間掲出することは、空間を彩ることができるとも言え、それはブランディングの1手法として有効だと捉えることもできるのではないでしょうか。
動画もグラフィック広告もどちらが良いかではなく使い方次第です。
どのようなマーケティングの設計をするか、複合的に検討する必要があります。
目的を定め、目標を達成するための道具としてご活用ください。