文章の読みやすさは行間で大きく変わる
行間は狭すぎても広すぎても文章は読みづらくなります。
一般的には、最適な行間は文字サイズの1.5〜2倍と言われています。
つまり、文字サイズが8ptの場合、行間は12pt〜16ptが良いとされますが
最適な行間は行の長さによって変わるので、行間を考える際には行の長さも同時に考えることが大切です。
最適な行の長さとは?
読みやすい文章は行間と行の長さのバランスによって決まります。
行の長さを短く設定すると、読み手は1行をすぐに読み終えることができるので
テンポ良く文章を読み進めることができます。
それに対して、行の長さを長く設定すると、適度に視線を動かすことができるのでじっくりと読むような文章には向いています。
ただし、行の長さが長すぎると文章を目で追えなくなったり、次の行の頭へ戻れなくなったりと読みにくさの原因になることもありますので、明確な決まりはありませんが、1行あたり15〜35文字程度が理想されています。